なんでか最近火垂るの墓を観ました。
YouTubeに普通にあったので。
夏の風物詩となるこちらの作品。
(今は少し早いですが)
面白いという表現をしていいか分かりませんが、面白いと表現します。
いつ観ても同じ気持ちになります。
悲しくなる、2度と観たくないなどの意見があるにせよ、何か観たくなってしまう作品です。
多分最後にまともに観たのは就職するテレビがある頃なので7~8年位前かと。
毎年地上波で放送しているか分かりませんが、色々な部分がカットされてるとかは聞きます。
子供の頃と大人の今で観ると感想が変わるというありがちな内容なんですが。
やはりおばさんが子供の頃に観るにあたって胸糞悪い存在でした。
これは幼い頃なら誰もが思ったことでしょうか。
バターをちゃっかり舐める、汁だけの雑炊を渡す、清太に注意する所などあげればキリがありません。
オルガンの注意シーンが当時一番ムカついていました。
嫌味ったらしく意地悪に言うババア。
清太と節子が可哀想だろと。
それが大人になって観るとババアは正論しか言っていないうえに子供2人を預かるという大きな負担があります。
清太達の食器の後片付けシーンがシンプルながら印象に残ります。
しっかり観ると色々分かってくるという。
家でゴロゴロするだけの2人を見てれば、それはイライラするでしょう。
まあでもババアの言い方も酷いだろとは思いますが。
特に疫病神とか。
しかし節子と清太も素直にしろと思います。
まだ子供だからとか...と言えばそれまでかもしれませんが。
改めてこちらの作品は、観るにあたって視聴者の気持ちが様々なのが面白い作品です。
調べると考察や意味合いが沢山出てきます。
ババア擁護、節子と清太批判など面白いです。
清太は甘えて育った頑固な坊っちゃんだとか。現代人を比喩してるとか。
いつまでも勉強になる作品です。
当時小4か小5の時に道徳か何かの時間にクラス全員で観た記憶があります。
5時間目と6時間目を使って。
あまり笑う場面がない作品ですが、画像のシーンでクラス中が笑っていた印象があります。
ほぼ終わる後半の回想の場面です。
観たあと感想を書いたとか発表の記憶もないので、何故この作品を当時見せたのか謎です。
戦争の悲惨さとかは勿論あるでしょうが、どういった経緯かは分かりません。
と、火垂るの墓を通じて書いた記事でした。