ヘイたくの日記

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学生時代の印象に残っている合唱曲のまとめ

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合唱コンクール(祭)はどこの世代、学校にもあるものかと思います。

一般的に中学時代がメインかと思いますが、小学校、高校でも行われているところもあるでしょうか。

自身は中学時代のみに合唱コンクールがありました。

学生時代に良い思い出というのはありませんが、やはり音楽というものは耳に残っています。

それだけ印象が強かったり良い曲が多いからでしょうか。

自身は1992年生まれなので同年代だと知っている曲が多いと思います。

意外と世代の違いで合唱曲は変化するようで、知らないものは知らないとなるかもしれません。

中学時代の合唱コンクールの記憶を元に今回の記事をまとめました。

 

目次

 

課題曲、自由曲、伴奏者、指揮者の設定

合唱するにあたり必ず決める4つのものです。

これは全国共通だと思っていますが他にも違う何かが存在しているところもあるのかは謎です。

学年曲や全校曲といったものもあるでしょうか。

とりあえず1つ1つ簡単に書いていきます。

 

課題曲

 

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毎年学年ごとに固定されており、絶対的なものだったと思います。

上学年になればなるほど曲の難易度は高いものになるかと思います。

難易度というのはパート分けや伴奏のことを言っているかと思います。

正直大差ないだろうと素人の自分は思いますが。

自身の記憶を遡ると

1年→『Let’s search for Tomorrow』

2年→『時の旅人』

3年→『大地讃頌

だったような気がしますが、正直自信がありません。

3年は『大地讃頌』だったのは確実です。

※曲については後半まとめています。

 

自由曲

 

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自由と言いながら候補曲は事前に決まっていた気もします。

特に1年の頃は。

2、3年となれば選択肢が増えた気がします。

各クラスで色々な合唱曲を聴き、多数決で決めます。

決め方は手をあげてカウントしたか白い紙に書いて投票したか記憶はありません。

クラスで決まったら代表者が学年主任に報告していたと思います。

ここで他のクラスと曲が被った場合はジャンケンをして、負けたクラスは再度違う曲を決めていたと思います。

このジャンケンは裏方でやっていたと思いますが、かすかにうるさい声が聞こえた気がします。

そして給食の時間に各クラスの自由曲が校内放送で報告されていたと思います。

  

伴奏者

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ピアノの伴奏者は必ずクラスに1人はいるように調整されており、これは学校におけるクラス分けの基本です。

(学力や運動、人間関係等)

クラスによっては男の伴奏者の場合もありますが、自身の中学時代には他の学年も含め男の伴奏者は見たことありません。

基本ピアノの伴奏者は学業も優秀な子がほとんどだったと思います。

あと一応伴奏者も審査の対象になっていたと思います。

伴奏賞なるものもあったと思います。

曲によって難しいはあるでしょうが本番時に伴奏者がミスをしたとかはなかった記憶があります。

(というか気付かないか)

 

指揮者

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基本クラス内のリーダーシップがある奴やカースト上位の奴が立候補していたと思います。

そういう奴がやるのが一般的でしょう。

指揮者の多数決はなく、毎年すんなりと決まっていました。

正直指揮者に上手い下手などたいした差がないと思います。

ただ手を振るだけで簡単だろとは言いませんが、自身はやってみたかった願望がありました。

素人ながら自分の方がもっと上手くできる、大袈裟にできる、他の奴らは固いと思っていました。

とはいえクラスにも馴染めず、カースト下位の自分が指揮者を担当できるわけがありません。

 

印象に残っている合唱曲

 

そんな自身の世代で歌ったり、聴いていた印象に残る合唱曲を何曲かあげます。

ほとんどが中学時代の曲で合唱コンクール関連での曲です。

自身のクラスが歌わなくとも他のクラス、学年の人達が歌っていたものも自然と印象に残っています。

合唱コンクールとは別に全校で歌った曲もあると思います。

比較的メジャーで王道曲の集まりだと思います。

歌詞は音楽サイトより引用しています。

 

大地讃頌

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3年生の課題曲としては王道のイメージで全国共通な気がしますが、どうでしょうか。

大人な印象の曲で個人的鳥肌率が一番高い曲です。

1年生の頃に3年生が歌う大地讃頌を見て、周りがざわついていたのを覚えています。

多分これはあるあるかと思います。

大地や土に対して感謝する曲でしょうか。

自然という言葉が出ないのが面白いです。

やはりラストの「あ~」が印象強いです。

 

マイバラード

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1年生の自由曲の印象が強く人気が高いと思います。

逆に2、3年だと何だか幼く感じるかもしれません。

歌詞が個人的に好きで、歌の力というものが感じられる気がします。

サビ部分の「心燃える歌が」のテンポと歌い方にハマります。

歌詞的にも学生にピッタリで仲間や友情チックな要素を含んでいます。

シンプルな応援歌という見方ができます。

 

『名づけられた葉』

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出だしから暗い雰囲気が漂う曲で後半盛り上がるとはいえ、終始重い曲の印象です。

「あつい血の樹液」という歌詞部分に妙に興奮していた記憶があります。

ネットにおいてのこの曲の好き嫌いの好みは結構激しいようで面白いです。

自身が3年の時に他の組が歌っていましたが、「いっしんにひらひら」の部分の男子の歌い方に何故か腹立っていました。

 

『信じる』

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切なくなるような前奏で始まる曲です。

歌詞にも「地雷」という言葉があったりとハードなものです。

しかしながら後半からの盛り上がりは半端なく、「葉末の霧がきらめく朝に」からの部分は誰もが好きになるところでしょう。

しかしむしろそこしか盛り上がりポイントはなさそうな気がしますが。

後半部分だけで勝負できるようなものです。

 

『消えた八月』

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原爆の恐ろしい曲ながら合唱曲としては比較的人気でメジャーな印象です。

歌自体の否定はしませんがこれをチョイスするクラスのセンスは正直疑います。

「しかしすべては消えた」

「血の一滴すら」

など歌詞が恐ろしさが分かります。

後半はもっと恐ろしいです。

悲しいながら一番ブルーな気持ちになってしまう曲だと思いますが、こういった曲を風化させてはいけません。

 

『時の旅人』

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個人的数ある合唱曲の中で上位に来る好きな曲です。

所々にサビがある印象の曲で、終始楽しめる曲です。

盛り上がりの場面が多かったり毎度歌い方が違うので面白いのです。

「汗を拭って歩いた道」

「やさしい雨にうたれ」

など好きな部分が多いです。

これは絶対的な混声合唱を望む曲です。

  

『君と見た海』

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ピアノ伴奏が難しいと言われる曲で伴奏者の腕の見せ所となると思います。

大人っぽく1年生には人気の曲のイメージです。

しかし2、3年ではあまり話題にならない曲のようです。

「海よ海よ海よ」からのピアノ伴奏が好きです。

歌詞的に亡くなった恋人のような存在に対する歌なような気がしますが真意は謎です。

結構重めな気もします。

 

旅立ちの日に

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こちらは合唱曲というか卒業ソングとしてトップに君臨する曲だと思います。

自身の小学校卒業時に歌った記憶があります。

自分の年代も含め今の10代でも知名度は抜群で、歌いたかったという声を聞きます。

逆に30代後半からの知名度は意外と少ないようです。

卒業ソングといえばよく『仰げば尊し』や『蛍の光』を聞きますが、逆にこの2つの合唱曲を自身は聴くことはないです。

やはりそれらは昭和のイメージがあります。

 

『COSMOS』

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前奏からウルウル来る展開で、こちらも卒業ソングとしても強い部類になるかと思います。

「光の声が天(そら)高くきこえる」がやはり圧巻でしょう。

確か中2の合唱コンクール時に歌い優勝した記憶があります。

ネットではこの曲を歌うと優勝や賞を取りやすいという何となく分かる気もすることを知りました。

聴くと思いのほかゆったりとした曲です。

 

『Let's Search for tomorrow』

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シンプルなカッコよさと英語の響きが合唱曲の中では随一だと思います。

(他の英語の曲はあまり知らないが)

タイトルのまんま「Let's Search for tomorrow」の部分が印象強いです。

しかし歌詞には「明日」が多く、思いのほか連呼している曲です。

というか翻訳して歌っているような曲です。

 

『With you Smile』

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合唱コンクールでは無縁だった曲ですが何でか印象に残っている曲です。

特に音楽の授業でも取り扱った記憶はないのに。

「想いは~」のところが妙に好きで独自のノリとテンポで口ずさみます。

サビ前の徐々に盛り上がる雰囲気が好きです。

 

『カリブ夢の旅』

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こちらは小学生の頃に全校生徒で歌った記憶のある曲です。

(小学校に合唱コンクールはない)

エメラルドやキャプテンキッドというワードにダサい感はあり、低学年向けの曲かと思えば普通に合唱コンクールでも人気の曲のようです。

短い曲なので歌う分には楽でしょうか。

しかしながらやはり上学年が歌う候補には上がらないと思います。

 

『春に』

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国語の教科書などでもお馴染みの谷川俊太郎作詞の有名な曲です。

ハマる人には絶対的にハマる「この気もちはなんだろう」というフレーズが強烈です。

「心のダム」というワードも好きです。

『春に』というシンプルなタイトルながら壮大で奥深い意味合いがありそうな曲です。

ちなみに谷川俊太郎は今現在もご健在で89歳です。

 

『明日へ』

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疾走感、爽快感がたまらない曲であっという間に駆け抜ける曲です。

「そうさ果てなく続く道を行く僕ら」というサラッと流れる歌詞が好きです。

シンプル、王道といった展開の曲で分かりやすく、不安が感じられません。

出だしがスーファミ学校であった怖い話の新堂誠のBGMに似ているので、これを聴くと新堂さんを思い出してしまう始末です。

 

『明日に渡れ』

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こちらも爽快感抜群で展開が速い曲です。

ピアノがたまらなくカッコよく、難しいとされています。

開幕の「あ~」から始まる展開はやはり好きです。

そしてラストも「あ~」で終わるという流れです。

しかしラストのピアノは少し呆気ないような終わり方です。

 

『自分らしく』

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確か1年の時の自由曲で歌った記憶があります。

どうにも地味な雰囲気で盛り上がる部分がない印象を受けます。

繰り返し繰り返しで見せ場がないというか。

歌詞は前向きですが少し暗くも感じます。

あとやたら長くも感じます。

と文句ばかり書きましたが印象には残っています。

 

 

YouTubeの合唱曲のコメント欄

 

YouTubeに投稿されている合唱曲のコメント欄は、ほとんどが思い出語りや同年代での共有で非常に盛り上がっています。

◯年の時歌った人

 

◯年◯組だった人

 

この曲で優秀賞とった人

 

今年歌う人

 

◯◯から来た人

 

2021年見ている人

 

これらにグッドボタン、いいね!を求める気持ち悪いものがあります。

あとは過去の経験を長々と書いてあるコメントが多いです。

しかしそれを読むのは別に嫌いではありません。

人それぞれ曲に対して思い出はあるようで面白いので。

バカらしく思っていても、真面目に取り組んだ方がいい

学生時代は今しかない

などの先輩方のコメントもあります。

多分リアルな学生より20代の人の書き込みが多いと思います。

懐かしめる場としては意外な場です。

どんどん他の合唱曲も聴いてしまいます。

 

 

その他

 

よく言われる合唱練習あるあるの「男子ちゃんと歌ってよ!」や練習中に泣く女はいませんでした。

これは合唱コンクールにおける結構なあるあるのようですが経験なしです。

他のクラスでも聞いたことありません。

他の学年は分かりません。

ただ優勝して泣いた女はいました。

負けて泣いた女もいました。

発表された瞬間やクラスに戻ってからの盛り上がりを見て、バカなんじゃないかと思っていました。

別に冷めているわけではないですが学校の行事などそんなものです。

くだらないと思いながらも勿論自身は真面目に練習していました。

とはいえ自身の声が目立たないように隠れるように歌い、ボリューム調整していました。

男のくせしてソプラノに入っていたので。

自身だけ女子の隣という嫌なものでした。

(大概の男は全員アルト)

声が目立つ、音程がとれないなどの原因になっては困ります。

あとは空のCDを個人で買い提出するのはありました。

そのCDに曲が録音されパート A、パートBなどマジックで書かれた覚えがあります。

家でも練習してくださいというバカな話です。

本気で練習していた人はいるのでしょうか。

しかしながら実家にCDは多分あると思います。

モンスターファーム2の再生に普通に使っていたと思います。

 

 

最後に

 

今はコロナの影響で合唱コンクールの中止や嘆く声を聞きます。

学生にとっては嬉しい人もいる反面、本気で悲しんでいる人も結構いるようです。

確かによくよく考えたら合唱曲を大勢で歌えるのは学生時代だけです。

そして合唱曲とは学生だけに与えられたジャンルの歌だと思います。

カラオケでも歌えるとはいえ、流石にあの雰囲気は味わえません。

今現在の音楽の授業の在り方は分かりませんが寂しいものなのでしょうか。

自身にとっては無縁でどうでも良さそうに思いますが、何だかんだ音楽はいつまでも心の中に残っているものです。

学校という場は嫌な思い出しかないながらも、たまに合唱曲は聴きたいと思うのです。

嫌な学生時代でも何かしら思い出に残るものは出てきます。

 

 

学生時代絡みの過去記事はこちら。