ヘイたくの日記

事実と妄想と欲望と願望を好きにまとめて書いているブログです

知らないアニメを適当に少し語る(機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争)

前回の知らないシリーズの記事はこちら。

 

 

 


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今回は機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争です。

 

 

まずガンダムシリーズにおいての知識は僕にとってはアニメよりスパロボがメインで、過去何作かプレイしています。

作品としては

第2次G(ゲームボーイ)

第3次(スーファミ)

第4次(〃)

EX(〃)

魔装機神(〃)

になります。

PSからのF、完結編、α、外伝、新も所持していましたが、ロードに耐えられず断念してました。

(リセットばかりする人間なので)

第4次Sは確かクリアしましたが。

 

 

ガンダムシリーズのアニメ鑑賞においては、まともに観たのはWとX位かと思います。

勿論他の作品もチラホラは観ていましたが、ガッツリとはいきません。

昔のニコニコ動画の切り抜きや有名シーン、ネタシーンなどのまとめなどを。

ガノタと呼ばれるような大層なことは全くありません。

ニワカで構いません。

 

 

今回のポケットの戦争のチョイスは今無性に観たいと思うアニメなので記事にしました。

(というか観た過ぎて一気に観ました)

後半に感想を書いています。

というのも最近YouTubeスパロボFの縛りプレイ動画があり、やたら観ています。

と同時に懐かしのスパロボのBGMやガンダムのOP、EDを垂れ流している始末です。

そんな中でバーニィの存在が何か気になったので、このポケットの戦争を観たくなりました。

(バーニィやクリスをスパロボでまともに使用した記憶はないですが)

 



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僕にとってバーニィの知識など

ザク好き

二軍の弱いキャラ

自爆要因

嘘だと言ってよバーニィ!

位しかなかったです。

いずれにしてもスパロボの影響が過ぎます。

ネタキャラかとも思いました。

アニメを観て一変しました。

謝罪します。

 

 

それでもって今回わざわざTSUTAYAに足を運びレンタルしようとしました。

もう観たくてウズウズする位の気分で仕事をしていました。

こんな気持ちになったのは久しぶりでした。

もの凄くワクワクしながら糞寒く溶けない雪道の危険な中、チャリを走らせました。

と意気揚々としてましたが、TSUTAYAでは取り扱いがなく絶望しました。


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少し調べてU-NEXTで配信しているということなので嫌々ながら登録しました。

ビデオ・オン・デマンドとかいうこういう系に登録するのは初めてで、不安がありましたが仕方ないです。

(1ヶ月間は無料なので、すぐ解約する予定)

 

 

感想の前に簡単にキャラ紹介。

大体ですので詳しく求める場合はWikiなどを見てください。

 

 

ルフレッド・イズルハ (アル)


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この作品の主人公ですがガンダムに乗るという、そういう主人公ではありません。

民間人の子供で戦争に興味津々です。

物語を通して成長というか現実を知っていきます。

 

 

 

バーナード・ワイズマン (バーニィ)


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ジオン公国軍隊員の19歳。

見た目は年相応な色々未熟な感じの青年で、飛び抜けた才能などは特にありません。

ガンダムに搭乗するという点で言えば、彼が主人公となるのでしょうか。

 

 

 

クリスチーナ・マッケンジー(クリス)


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地球連邦軍隊員の21歳。

本作のヒロインと呼べる存在で彼女もガンダムに搭乗します。

些細なきっかけでバーニィと互いに惹かれ合います。

 

この3人は面識があります。

 

 

 

感想

(ネタバレ有り)

OVAの全6話なのでサクサク観れました。

1~3話はそこまでの展開にならず少し退屈してましたが、4~6話から一気に引き込まれました。

 

 


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バーニィとクリスがお互いに知らないまま戦い、バーニィが死にます。

(ミンチより酷い状態で)

胸糞悪いという表現にはいきませんが、良い気分にはなりません。

しかし何か納得させられたかのような終わり方でもあります。

というかラストは思いのほか結構あっさりでした。

 


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あと意外と血とかが過激でしたし、死にます。

(これはガンダムにおいて当たり前なのか)

これが戦争...みたいな捉え方を幼い頃に観たら思うのでしょうか。

アルにとってはトラウマレベルのものになったでしょう。

 

 

よくある意見としてこちらの作品はガンダムを知らなくても観やすいとかオススメできるというのがありましたが、分かる気がします。

ガンダム用語も勿論出てきますが普通に観れると思います。

総集編というか映画のようにすれば観やすくなり、老若男女に観てほしいです。

 

 


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思うこととしては、もっとバーニィとクリスが関わる描写があればと思いましたが、そこまでありません。

確実にもっと親密になれたと思います。

ラストがああなっただけに歯痒いというか報われないバーニィが可哀想です。

 

 


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作品を観ていて泣くことはなかったですが、やはりビデオレターのシーンとラストの全校集会でのアルの泣くシーンが一番印象に残りました。

そして何より事実を知っているのがアルだけということが一番悲しいことです。

(視聴者もですが)

事実というのは

バーニィはクリスが乗っていたことを知らない

クリスはバーニィが乗っていたことを知らない

バーニィはクリスに殺されたということを知らない

クリスはバーニィを殺したということを知らない

という。

 

それを抱えながら生きていくという。

ポケットの中の戦争』というタイトルで考えると、ちっぽけな狭い空間だけで起きたことと捉えられます。

周りからみたらそれは大したことのないような。

でもアルのポケットの中なので、それは大したことでは済まないことでしょう。

 

 


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更にクリスとのこのシーンもバーニィのことを特に伝えず、グッと堪えるというか成長したということでしょうか。

ここのシーンも辛いものでした。

というか最終話はそんなシーンが沢山ありました。

 

 

良い作品に出会えました。

大満足の作品でした。

久々に丸々アニメを観たことになりました。